【前回のあらすじ】
手術当日。点滴用の針を腕に入れられるが何だか痛いし怖くて、ふて寝した。
寝てたのは1時間程度だろうか。
巡回の看護師さんに起こされ、体調をチェックされる。
看「この点滴の針、痛くないですか?」
私「ちょっと痛いですね…」
看「神経に触れてるっぽいので刺し直しますね」
えっ、また抜いて刺されるの? ; _ ;
と思ったが、プロが見てそう感じるなら素直に従っておこう。
まずは固定テープを剥がし、左手に刺された献血の針を抜く。
やだな〜、怖いな〜、と思いながらお供の猫ちゃんを撫でて平常心を保つ。
看「はい、抜けましたよ」
えっ、もう抜けたの?と思うほど、ほとんど痛くなかった。
むしろ、針が抜けたことでピリピリした手の痛みがなくなったのだ。
そして、今度は右手側の腕に針を刺し直し。
また、やだな〜、怖いな〜、と猫ちゃんを高速で撫でていると
看「はい、終わりましたよ」
・・・・・・
・・・・・・
ぜんぜん痛くねえ!!!
痛み Level 1
ほぼ何も感じないに近いほど痛くなかった。
そのままテープで固定されるも、全く違和感がなかった。
凄腕の看護師さんありがとう!!(涙)
痛みがなくなるとちょっと気持ちが和らぐ。
完全にビビリモードに入り始めていたのが通常時に戻り、再び他人事&平常心モードへ。(現金なものである)
▼どんな手術方法か
ちなみに今回の手術は、腹腔鏡下手術という方法で行われることになった。
(今更だけど、この画像見るのもなんか怖い…)
お腹を二酸化炭素ガスで膨らませることで作りだした空間に細いカメラを挿入し、映し出された映像を見ながら、専用の細い器具で手術を行う方法。
開腹手術よりも症状の治りが早く、傷口も目立ちにくく、痛みも少ないらしい。
また、この病院は子宮筋腫での腹腔鏡下手術件数も多く、慣れているという安心感があった。その道のプロが考えて判断してくれた物には、自分は素人なので全力で乗っかろう。
餅は餅屋である。
▼12時 いよいよ手術室へ
時間が迫ってきたので、浴衣のような手術着に着替え、メディキュットのような着圧ソックスを履く。
ついに手術室へ向かう時間が来た。
ドラマのイメージだと手術室へはストレッチャーで運び込まれるが、まだ元気なので意外にも徒歩で向かった。
道中、立ち会いに来た両親に「行ってくるね」と挨拶をする。
(入院中はコロナの影響で一切お見舞いできないが、唯一手術日だけは談話室で待つことが許される)
頑張ってね、と心配そうに見送る両親。
自動ドアを通り抜けて遠くまで歩いていっても、ずーっとこっちを見ている。
私ももうアラフォーでいい大人ぞ!過保護な!と思ったが、両親にとって娘はいつまでも娘なのだ。仕方ない。
手術室があるブースに到着しても、これから手術という気が全然しなかった。
自分の足で歩いて向かっているし、なんだか病院見学ツアーみたいな気分だった。
ついに手術室の中へ入り、手術台の上に寝かされる。
6人位だろうか、麻酔科の先生や看護師さんたちが思ったより大人数いて、手術台の周りで忙しなく動いている。
身体中に、心電図や血圧計などの色んなコードをどんどん取り付けられる。
これがまな板の上の鯉の気持ちか、とのんきに思っていた。
だがしかし!こんなに落ち着いていられるのもここまで。
このあと、最大最恐の刺客!背中にふっといお注射 ”硬膜外麻酔” が立ちはだかる!
◼ランキング参加中◼
↓押してくださるとめっちゃ喜びます↓