【前回のあらすじ】
手術翌日から歩行練習を開始するも、立ち上がった瞬間に脱落!超低血圧つらたん…
▼手術翌日の暇つぶし
午前中の歩行練習は見事失敗し、寝たきりのまま暇な時間が続いた。
コロナの影響でお見舞いが禁止されているので来客はゼロ。
その代わりにか、LINEで親や友達に状況報告したりしながら励ましてもらった。
あと特に嬉しかったのが、バンドの追っかけが趣味で始めたTwitterで、ツライことがある度につぶやくとフォロワーの皆さんがたくさん応援してくれた。
知り合いはもちろん、顔も知らないけど同じライブ会場でいつも共に過ごしているファン仲間の人たちが優しい言葉をたくさんかけてくれたので有難かった。
早く元気になってライブに行きたい。
みんな…
これからも推しにどんどん貢ごうね!Let's ATM!!
▼だんだん酷くなる痛み・つらみ
手術当日は痛みがほぼ無かったが、翌日は時が経つにつれて強い痛みを感じるようなってきた。
背中に入れた硬膜外麻酔がずっと麻酔を供給してくれているのだが、ついに痛みの方が勝ってきてしまってきた。
あっ、これ ブログで読んだ通りだ…!
進研ゼミでやったところ如く、事前の情報通りの痛みであった。
痛みLevel 6
手術跡のお腹がズンドコ痛みだしている!
だが、そんな時のために麻酔を追加するボタンが付いており、しかも自分で押せるようになっているのだ!
いわば、麻酔の食べ放題!おかわり自由!
これで何とかなるぜ。心強い!
恐る恐るボタンを押すと、カチッと音がした。
瞬時に背中全体にヒヤッとした冷たい感覚が広がっていく。
そして、数分経つ頃にはあんなに強かった痛みがきれいに消えていた。
ナニコレ!?効果バツグンすぎない…!?
あまりに速攻で効果がありすぎる上に、背中に何かが広がる感覚が恐ろしい…。
その後、怖くてボタンを押すのに一瞬躊躇してしまったこともあったが、強い痛みには勝てず気づけば連打していた。
痛い>怖い
手術翌日にもかかわらず、麻酔で痛みがコントロールできていた。
おかげで日中は穏やかに過ごし、朝食・昼食・夕食を完食。
ベッドから動けない事以外は、ほぼ普通の生活のようだった。
▼手術後 翌日の就寝
この日は就寝時間に眠りについたが、2時間で目覚めてしまった。
お腹の痛みがどんどん増している。
痛み Level 5
暗闇の中、麻酔のチューブを手で探りよせ、恐る恐る追加ボタンを押す。
背中にヒヤッとした感覚が広がる。
10分ほどすると痛みが落ち着いてきたので、また寝ることにした。
だが、太陽がのぼり始めるころに痛みでまた目が覚めてしまった。
なにこれ、めっちゃ痛い!!自己最高記録更新!!
痛み Level 7
あわてて麻酔の追加ボタンを押した。
だが、10分待っても痛みが完全に取り切れない。
あんなに効果あった麻酔が、効かない…。
麻酔を追加したにもかかわらず、痛み Level5が続いている。
太陽が登り、薄暗い病室に光が差し込んでくる。
もう少しで6時になるから、ちょっと我慢するか…
いつも朝6時になると看護師さんが検診のためにベッドに来てくれるのだ。
が、こんな時に限ってなかなか来ない。
さらにカーテン越しに、同部屋の3名には看護師さんが来ているのが聞こえた。
こっち非常事態っす!!!レスキュープリーズ!!
しかし、7時近くになっても看護師さんが来ない。
もう我慢できない。
これは、ぴえんを通り越して ぱおん!!
ついに耐えきれず、初めてナースコールを押した。
【次回】
私が長男だったら我慢できたけど、長女だから我慢できなかったんだと思う。
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