超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

⑫手術後2日目 魔の歩行訓練 午前の部

【前回のあらすじ】

明け方に激痛を味わったが、主治医より追加の硬膜外麻酔をゲット!これでしばらくは安泰だ。

 

▼2回目の歩行練習 

硬膜外麻酔のおかわりが供給されたため、辛かった痛みが嘘みたいに消えた。

痛みさえ晴れれば、気分上々↑↑である。yeah yeah yeah !

 

そんな元気になった姿を見て、看護師さんが「歩く練習しましょう」と声をかけてきた。

本来は手術翌日に歩くのが目標だが、昨日初めて行った歩行練習は立ち上がっただけで具合が悪くなり脱落。

血圧がとても低く(普段から90ー50位)、立つだけで吐き気、顔面蒼白となかなかの最弱っぷりだった。

 

そのため、今日は低血圧対策として、寝転んでいたい気持ちを我慢して朝起きてから常に座った体勢をキープしておいたのだ。

 

また、この日は看護学生が実習として見学に来ていた。

医療の道を志す若い女の子が、傍らで真剣に見守っているのである。

 

今回でバシッと決めてやるぜ!大人の本気を見せちゃる!

 

ベッドに座った体勢から、足の先と手の力を使って胴体を少しずつ動かしていく。

腹筋を使うと痛いので、そろりそろりとした動きでベットの脇に腰掛け、足を床に下ろす。

ここまでに3分。

看護師さんが「ゆっくりで大丈夫ですよ」と声をかけてくれたが、本当にゆっくりの動きしかできない。

 

目標は30歩先にあるトイレ

トイレに自力で行ければ、おしっこの管を外してもらえる。

管が入っていると何だか違和感があって気持ち悪いので、どうにか早く外したいのだ。

 

まず点滴のスタンドをつかみ、腕の力を使ってゆっくりと立ち上がる。

身体が重いが、吐き気はない。少し息が苦しい。

でも、まだ立っていられる。 

スタンドに体重を預けながら、1歩足を踏み出す。 

ふらふらだが行けた。もう1歩。もう1歩と歩く。

腕の力を振り絞ってドアを開けるとすぐナースステーションが真ん前に見える。トイレはそのすぐ横にある。近い部屋でよかった。

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ドアから出て1歩1歩と進むが、かなり身体が重い。

呼吸ができない。

 

うわっ!気持ち悪ッ!!無理無理無理ィ!!!

 

急に吐き気がこみ上げてきた。立っていられない。

看護師さんが慌てて、「ベッドに戻りましょう!顔色が真っ青です」と教えてくれた。

 

その瞬間、ベッドにダッシュで戻った。

逃げ足は速いのである。

 

飛び込むようにベッドに座り込んだ。

 

今回の記録10歩。

 

トイレまであと20歩。道のりは遠い。

 

【次回】

くじけるのはまだ早い!午後にも歩行訓練が待っている!次なる強敵は、便意…!?

 

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