超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

⑭手術後2日目 午後の歩行練習

【前回のあらすじ】

手術後2日目、体調チェックで無駄に悲惨な思いをした。どんまい。

 

▼手術後3回目の歩行練習

午前は10歩で終わってしまったが、午後にリベンジの時間がやってきた。

敗北者と化した私であったが、対策としてお昼の間に何度か立ち上がってみたり、ベットの横を何歩か歩いたりと自主練をしておいた。 

 

なぜなら、おしっこの管を早く抜きたかったからだ。

麻酔が薄くなってきたのか身体の感覚が元に戻ってきたため、股間の違和感がハンパない。存在がむず痒いのである。

 

そんなヤツが、自力でトイレに行けない限り永遠に滞在し続けるのだ…。

  

悲願のトイレまで30歩!頑張るぞ!オー! 

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看護師さん立ち会いのもと、歩行練習が始まった。

 

まずはベッドに座っている状態から、フチに腰掛け直す。

ベッドの柵を掴んで身体を動かす。ずっと重かった脚も、少し自由に動くようになってきている。前回の時よりと比べたらだいぶスムーズだ。

 

点滴スタンドを掴み、腕の力で身体を引き上げるようにして立ち上がる。

 

うん、行ける!

 

よぼ、よぼ、と足を前に出す。スピードは亀よりも遅いくらいだが、確実に1歩1歩前へ進めている。

病室のドアを抜けると、目の前にはナースステーションが見える。

そこにいた看護師さんたちが必死な様子に気づいて、「頑張れ〜!」とエールを送ってくれている。ありがたい。

 

もう少しでナースステーションを通過できそう。

やっと20歩。

トイレも目の前に迫ってきた。

  

だが、動く度に身体が重くなってる気がする。

息が上がってくる。呼吸がうまく出来ない。

シンプルにキツイ。

 

されど、ここで負けてはならない!

私は、心の中で自分を鼓舞した。 

 

 

あんよが上手♪ あんよが上手♪

 

 

苦悶の表情からは、誰もこのコールがかかっているとは思いまい…。

力を振り絞り、歩き続ける。

 

あと5歩、4歩、3歩、2歩…

 

ついに、トイレに到着!

 

たった30歩の道のりだが、エベレストを登頂したかのような気分!

後ろを振り返り、見守ってくれていた看護師さんにガッツポーズを見せる。 

「スゴイ!よくたどり着けましたね」と褒めてもらった。えへ。

 

私「これでおしっこの管外れますよね^^」

 

看「このスピードだとトイレに間に合わない可能性があるので、

 また明日にしましょうね」

 

看護師さんは笑顔だったが、絶対に譲らない感じの目つきをしていた。

こうして、とぼとぼと病室に戻っていった。

 

▼突如、沸き起こる不安

入院中は何もすることがないため、食事が唯一の楽しみと言っては過言ではない。 

寝たきり生活をしていたが、私の食欲は衰えることなく発揮されていた。

ごはんにお味噌汁、おかずも数品付いて、デザートもついてくる充実したメニュー。

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だが、よく考えてみよう。

このボリューム感のある食事を、すでに朝昼晩×2日分蓄積しているのだ。 

 

そう。そろそろビッグ・ベンの心配が出てきた。

 

いまだにちゃんとトイレに行けないのに、ヤツが急に訪れるのでは無いかと…!

不安になり、見回りに訪れた看護師さんに質問してみた。

 

私「もしも大きい方がしたくなったら、どうなるんですか?」

看「頑張ってトイレに行ければいいのですが、

  万が一無理そうなら、この場で…」

 

この場で…!?

 

体調的に非常事態ならまだしも、歩けない以外は全くもって元気なのである。

さすがにそれは恥ずかしE…。

 

今日の夕食はライスを半分残すことにした。

 

【次回】

ついに、痛みLevelが限界×突破!!最恐の痛みが襲いかかる!!

 

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