超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

⑱手術後3日目 歩行練習、4度目の正直なるか!?

【前回のあらすじ】

夜中に地獄の痛みを味わったが、寝たらすっかり忘れた。めっきり元気だぴょん。

 

▼通算4回目の歩行練習

朝の体調チェックが終わり、続いて歩行練習が行われた。

昨日、一応トイレにたどり着けているので、「今日こそ倍返しだ!」と意気込む。

やはりおしっこの管を早く抜きたいし、それが抜けない限りはシャワーも浴びられないのである。

 

それに、今回も心強い相棒がいる。

こちらの点滴スタンドだ。

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点滴自体はとっくに外れているのだが、おしっこを溜める袋を固定するために残されている。

また、まだ身体がヨボヨボのため、この相棒なしではろくに歩けないのである。

 

お前だけが頼りだ。(他力本願)

まずはベッドに座った体勢から、端に腰掛けなおす。

地道に身体を動かしていた甲斐あって、スピードこそ遅いがスムーズにできた。

相棒を掴み、腕の力でヨッと立ち上がる。

 

行ける!

 

右足を出して、左足出すと …

 

 

歩ける!!

 

 

当たり前だったことがどれだけ有難いことだったか、出来なくなって初めて知るものである。

身体全体の力が足りず点滴スタンド頼みだが、よちよちと病室のドアを抜け、ナースステーションを横目に歩き続ける。

 

あ、少し息苦しい。

身体も重く感じる。

 

けど、耐えられないほどでは無い。

 

なぜなら私はやれば出来る子!

 

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今まで、長い道のりだった30歩。

やっと今回、無事にトイレまで到着したのである。

 

やったー!

やっぱり やれば出来る子!!

 

ベッドに戻ると、いつもの凄腕看護師さんが「あっ」という間に管を抜いてくれた。

どうなってるかは想像したく無いので、目をつぶっていたら終わってたのである。

ありがたや。

 

これで身体に付けられた管がまた減った。

手術直後と比べれば、だいぶ快適に動けるようになってきた。

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 残るは2つ、背中の硬膜外麻酔ドレーンだ。

しかし、チューブの先がどうなってるか考えるとなんだか恐ろしいので、あまり深く考えないことにした。

 

▼初めてのお通じ

おしっこの管が抜けたこの日の晩、ビッグ・ベンが訪れる気配を感じた。

 

トイレまで歩けるようになってからで本当によかった!

 

よろよろとだが無事トイレにたどり着き、いざ座り込む。

ちょっと待って。

内臓って手術跡と隣接しているよな。

 

ビッグ・ベンが移動する

   ↓

手術した辺りを通過する

   ↓

   ↓

 

まさかめっちゃ痛いのでは…?怖ッ!

 

恐ろしい想像が頭をよぎる。 

この恐怖を振り切るために私は、自らが松岡修造になったつもりで奮い立たせることにした。

 

 「今まで肩身の狭い思いをさせてごめんな。

 大腸、小腸、膀胱!

 頑張れ!君達なら出来る!

 

 

・・・・・・・・・。

  

結果。

復帰第1作目の割には、まずまずの出来であった。

 

【次回】

何この血の固まりみたいなパックに太い管!?ついに、 ドレーンを抜く時が来た! !

 

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