超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

㉘退院日(術後5日目) 【中編】GO TO HOME!

【前回のあらすじ】

1週間の入院生活を終え、無事退院へ。猫ちゃんは看護師さんたちにも大人気だったよ。


▼実家へ帰らせていただきます

体調が戻ってきたので、やっと家路へ。

母親に付き添われながらタクシーで自宅に向かう。

退院許可が出ているとは言え、まだあまり体力が戻っておらず、電車なんぞで帰れるような余裕がなかったのだ。

また、車の振動がお腹に響くかなと心配してたが全然大丈夫だった。

 

車に揺られること30分。一週間ぶりの自宅に到着。

やはり入院中の生活は制限が多かったが、自宅なら無制限に悠々自適である。

しかも、今回の手術に合わせて実家に引っ越しておいたので、母親がごはんを作ってくれるし、炊事や洗濯、何にもしなくて良いという超VIP待遇なのだ。

アラフォーの娘が、高齢の親のスネをしゃぶりつくす感じであるが、病み上がりということで大手を振ってダラダラと暮らせるのである。

 

いや、思い起こせば、そもそも実家で家事を手伝ったことが皆無に等しかった。

ずっと仕事が激務過ぎて、帰宅できるのが月数回というレベルで働いていたので、それどころではなかったのだ。

 

まさに漆黒のブラック社畜である。ぴえん。

 

また、その時に培った特技のひとつとして、何日も風呂に入らなくても平気というスキルがある。(もちろん、普段は毎日入ってるが)

あまりに多忙で時間がまったくない時には、お風呂に入る数十分すら惜しいのである。

 

そして今回の記録、

 

6日間風呂に入っていない。

 

入院中に一度、看護学生に実習でシャンプーをしてもらったが、身体は何度かおしぼりで拭いた程度。

回復が早い人は手術後2日目から入れるらしいが、ろくに歩けなかった私はシャワーチャンスをことごとく逃していた。バッチィ。

 

退院して、真っ先にしたい事はお風呂。

 

さすがにこの状態で自分のベッドに入りたくない。

まだ湯船は解禁されないので当分はシャワーのみだが、身体を洗えるだけで十分マシである。

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▼手術後 はじめてのお風呂 

荷物を自室に置き、よたよたと脱衣所へ向かう。

すると母親にこう言われた。

 

「シャワー、最初水が出るから気をつけて!」

 

 

…そんな過保護な。

 

そもそも、私はずっと実家で暮らしていたのである。(一人暮らしの時期もあったが)

天下一過保護会があったら、確実に優勝候補であろう。

 

…いや、これはもしや、

 

私が「ヤバいヤツ」だと思われている?

 

ってことなのか?そうなの???昔から??

 

いろんな疑問が頭をもたげながら脱衣所で服を脱ぎはじめるが、どうも立っていると息苦しい。

しゃがみこんで残りの服を脱ぎ、ハイハイで風呂場に侵入する。 

這いつくばりながらお風呂の椅子に座るが、じっとしてても息が上がる。

  

シャワーの栓をひねる。

母の忠告通り、最初は水が出て、徐々に温かくなってくる。

久しぶりに浴びるお湯は、とっても気持ちがいい。 

 

シャンプーは、泡が立たないので2回洗った。リンスも。

洗っている間、自分の力だけで座っていられず、風呂場に壁にもたれ掛かった。

ベッドで座っているのは大丈夫なのに、なんでこんなに苦しいのか。

 

続いて身体を洗うにも、お腹の傷跡にテープが貼られていて、ちょっと触るのも怖い。

なんとかテープを避けるようにして身体を洗った。

 

超スッキリ。お風呂大好き!

 

気分は爽快だが、異常に苦しさと身体の重さがのしかかってきていた。

ハイハイで風呂場から脱出し、座りこんだまま身支度をした。

 

【次回】

いいないいな 実家っていいな

おいしいおやつに ほかほかごはん

みんなでなかよく ポチャポチャおふろ

あったかい ふとんで 眠るんだろな

 

そんな深い眠りに着いた明け方、激烈な痛みがさくさんに襲いかかる!!ヒエッ

 

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