超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

㉛退院翌日(術後6日目) 傷口シール 剥がせるかな

【前回のあらすじ】

ヤマト運輸への大冒険というリハビリを無事終える。

断捨離や  メルカリ売れると  嬉しいな(川柳)

 

▼そんな、できっこないよ…

いままで見て見ぬふりをし続けたが、今日こそ現実を直視しなくてはならない。

 

お腹のシールを剥がす期日が来てしまった。

 

主治医A先生から「退院翌日に剥がしてくださいね」と言われていたので、これはやらねばならない任務なのだ。

それに、シール周辺のお肌が荒れてきてしまったのもあり、これ以上粘るのは危険でもある。

 

怖いけど頑張って剥がそう…

 

ちなみに、今回の手術では4ヶ所の手術跡がある。

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クレーンゲームの機械でイメージすると、

 

①おヘソ→カメラを入れる

②右側→アームの機械

③左側→アームの機械

④下腹部→景品取り出し口

 

一番大きい傷は、④下腹部の部分で5cmほどあった。

未だにビビっているので、傷口をじっくり眺めたことはなかったが、勇気を振り絞ってパジャマをめくる。

 

ぺろり。

 

f:id:noid69:20201211225725p:plain

どうやら一番大きな傷に、なんかテキトーに修理した跡のようなテープが張ってあった。 

細く切った養生テープのような、マスキングテープのような、「こんな簡易でええのん!?」って感じのテープが5枚くらいペロッと貼られている。

 

よく分かんないけどもう怖い

 

見るのも憚れるのに、これらを自分で剥がさなきゃいけないだなんて…

だが、やらねばならぬ何事も。

 

玉と砕けよ!

 

まずは、傷口に被っていない部分をペリ…ペリ…と剥がしていく。

ちょっと手が滑って痛かったりしたら嫌なので、慎重に慎重を重ねる。

5分くらいかけて外側の痛くない部分だけを剥がし、テープの接面は傷口だけとなった。

気分的には、カサブタを剥がすときの感覚に近いだろうか。

 

痛いかもしれないし、怖い。

 

深呼吸をして、1枚目に取り掛かる。

ふぅーッ!

 

ペリ…ペリ…ペリ…

 

あっ、ちょっと待って!

 

痛い…かも…? 

 

いや、痛くない…

 

大した痛みなんて無いのだが、自分で剥がすとなると思い切ってやれない。

「このまま進めー!」という自分と「いや撤退だ!」という自分の間で、葛藤が起こるのである。 

 

このまま1枚目を全部剥がすのは怖いので、とりあえず5枚分のテープと傷口の距離ギリギリを攻め混んでいく。

単なる時間稼ぎである。

 

仕方なく、1枚目に再び手をかけ、ゆーっくりと引っ張る。

 

めちゃくちゃ緊張する…

 

フーッ。

フーッ。

 

ペリ…ペリ…

 

ペリッ!

 

ちょこっとだけ痛い気がしたが、無事剥がせた!

血は出てないが、傷跡がまだ生々しい。

糸で縫ってあるからパッカリ開くなんて事はないのだが、ちゃんとくっ着いているのか自信がないから怖くて触れない。

 

ドキドキ動悸息切れしながら、続いて2枚目3枚目と慎重剥がしていく。

1枚目があまり痛くなかったからと言って、 他のテープでも痛くないとは限らないのだ。

 

ペリペリ…、ペリペリ…、

 

ペリペリ…、ペリッ!!

 

痛み自体は大したことないが、精神的な恐怖感がハンパない。

 

そんなこんなではあるが、5枚のテープを剥がすという一大ミッションが完了した。

所要時間、なんと30分以上。

まさかA先生も、こんなに時間をかけて剥がしていたとは夢にも思わないであろう。

 

見せてやろう!

超エリート怖がりの圧倒的ビビリ方を!

 

(`・ω・´)キリッ

 

【次回】

深夜の痛み再来!!

ねぇ どうして すっごくすごく痛い時 ただ薬飲むだけなのに ルルルルル うまく効かないんだろ。

 

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