超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

㊳手術後3ヶ月 最後の検診

【前回のあらすじ】

手術を終えたら生理が楽になったし、ゆらこはクローゼットで再び眠りについた。 

 

▼手術後3ヶ月 最後の検診

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12月24日、クリスマスイブ。

私はいつもの病院へと向かった。

なぜならば、A先生に呼び出されて逢引…、

もとい、正確な表現をすると定期検診があるからだ。

 

いつものでっかい病院は前回の検診以来、2ヶ月ぶりだ。

年末だからか病院内は混んでおらず、婦人科の待合室の患者さんも私以外ひとりしかいなかった。受付を済ましてしばし待つと、診察室へ呼ばれた。

 

ひさしぶりのA先生との再会。相変わらず穏やかで淡々としている。

まずは現在の体調面や生理が来たかなどの問診があった。術後から3ヶ月が経っており、体調面の不安も全くなくなったことを伝える。  

さらに、内診も特に問題なしとのお墨付きをもらった。

 

そして、「次の検診は半年後、近くの病院の産婦人科で定期検診をしてください」と告げられた。

 

近くの病院で、と言うことは、この病院にはもう行くことがなくなる。 

万が一次に行く時は、子宮筋腫が再発してまた手術が必要になった時だけなんだそう。

 

となると、1番お世話になった主治医のA先生にもう会えなくなってしまうのか…。

最後ならば、勇気を出して伝えておきたいことがあった。

 

 

先生、私…

 

 

 

猫ちゃん、飼いました\(^o^)/ 

 

 

入院の診察や処置中、先生には散々猫トークにお付き合いして頂いたので最後ぐらい時間を割いてもらってもよかろう。

 

「ついに子猫をお迎えしましたので、動画を見てもらってもいいですか?」

 

先生の返事を聞く前に、いそいそとiPhoneの猫写真フォルダーからベストショットを探し始める。

 

「そういえば、ぬいぐるみの猫ちゃんは大丈夫なんですか?」

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まさか、一番最初にぬいぐるみの"我輩”の安否を心配してくれるなんて…

 

猫に優しすぎる。ウッウッ。

 

どういうことかと言うと、吾輩はリアルファーで出来ているため、猫が見たら野生に帰り咥えてウーウー唸ることが予想されるためだ。(まだ我が家では出会わせていないので現状健在)

 

「この子はお兄ちゃんでキジ白柄、イケメンでめちゃ甘えん坊なんですよ」

 

兄くろみつ君がニャゴニャゴと上目遣いですり寄って甘えてくるという、最高の猫動画を再生する。  

 

「あ^~いいですねェ」

 

先生の声のトーンが上がった。明らかに嬉々としている。

続いて、もう一匹の猫ちゃんも動画でお披露目する。 

 

「もう片割れは先生の推しの柄、三毛猫ちゃんですよ」

「おお、2匹も!いいですね〜。三毛猫だからメスですねぇ。可愛いですねェ」

 

 

「妹ちゃんはツンデレで、やっと撫でさせてくれるようになりました」

「妹の方がお世話大変そうですね。うんうん、可愛い可愛い」

  

猫たちを目の当たりにした先生は、食い入るようにスマホを凝視している。

 

これは…、

永遠に猫を見続けられる人種だ…

 

先生の猫トーク対応は営業ではなく、単なる猫ガチ勢ということが確認できた。

このまま猫について無限に語り合いたかったが、次の患者さんが待っているので長くやるわけにはいかない。名残惜しいが、宴もたけなわで打ち切る。 

最後に、今までお世話になったのお礼を何度も述べながら診療室を後にした。

 

いやあ、あの穏やかなA先生があそこまで嬉しそうな反応をするとは…

 

A先生にも、喜怒哀楽があったんだなぁ。

 

(そして、このブログの事は未だに秘密となっている。)

 

【次回】

入院時、オススメの持ち物特集。まずは猫ちゃんを用意します\(^o^)/

 

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