超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

㉚退院翌日(術後6日目) ヤマト運輸への大冒険

【前回のあらすじ】

退院後、初めて自宅で就寝。明け方にpͪoͣnͬpͣoͥnͭpͣa͡inͥで苦しむ。 

 

▼痛み止めの無効化

慌てて痛み止めを飲んだが、なぜか時間が経っても効いてこない。

 

めっちゃ痛い。

痛くて寝れない。

 

起きているのが辛すぎて数時間かかったが、力技で寝落ちした。

 

朝7時。

目が覚めると、また痛みが嘘みたいに消えていた。

そういえば、自分は寝たらすっきり忘れるタイプだったわ。んな、単純な。

しかし、数日間強い痛みがなかったのに、どうして退院してから痛むのか。

 

解せぬ…。

 

とりあえず、元気になったので朝ごはんを食べる。

我家の定番は、トースト、バナナ、ヨーグルトに蜂蜜。食欲はいつも通り旺盛だった。ごち。

 

朝ごはんを終えると、ヒマになってしまった。

あまりにも動かないのもリハビリにならないので、何か目標を探すことにした。

ちょうどメルカリで出品したモノが売れたので、配送しに行くというクエストができた。

目的地はヤマト運輸。

我が家のすぐそばにあり、距離にして約200m。最寄りのコンビニに行くよりも近いのだ。超便利である。

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 荷物を梱包して、いざヤマトを目指す。

ひとりで出かけようとしたら、心配した父親が同伴で付いて来るという。

 

超過保護!

 

病み上がりとは言え、私もうアラフォーの大人ですよ?と思いながらも、一緒に行くことにした。

ゆっくりと歩き、マンションを出る。

建物の中は病院でも自宅でも一緒なので大丈夫。自分のペースで歩けるし。

だが、問題はここから。

建物を出てからヤマトまでの道のりには、連続した"短い信号"と"長い信号"があり、この2つを渡る必要があった。 

 

まずは手前の短い信号を渡る。ここは1車線分なので何てことはない。

続いて、長い信号(5車線分)を流れで渡ろうとしたら、父親に「次にしよう」と止められてしまった。

普段なら何も考えずに歩いていた場所だが、そういや私は超ゆっくりしか歩けないし、走ることなんて絶対に出来ない。 

交通量も多いので、ちょっと立ち止まるだけでかなり迷惑になる場所である。

 

信号を一度見送り、次の青信号を待ってから歩き出した。

ヨチヨチヨチ、と必死に歩く。

 

ヨチ、ヨチ、ヨチ、ヨチ…

だが、無常にも道の真ん中で青信号が点滅しだした。

 

青の時間短すぎない!?

 

自分なりに必死で歩き、向かいの岸を目指す。

 

ヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチヨチ!!!(全速力)

 

若干、赤信号に引っかかりながらだが、渡りきった。

信号待ちしていた運転手は、なんでコイツこんなに遅いんだ?と思ったかもしれないが、これがいまの私の全力である。

 

すまんの!

 

”元気な人の簡単な事"は、身体の不自由な方とか高齢者の方にとっては一大事だったりするんだなぁ。

今までなら気が付かなかった世界があった。

 

無事ヤマトに到着し、配送手続きをする。

先客がいたので、椅子に座って待つ。急いで歩いたから少し立ってるだけで息があがるのだ。

私の番になったが、すぐに動けないので父親に荷物を渡し、受付に提出してもらう。

 

まさに、立っている者は親でも使え、である、(違)

 

パッパが一緒に来てくれて良かった。

 無事クエストを完了し、のんびりと歩いて家に帰っていった。

 

【次回】

退院後の暮らしぶり。実家に寄生するアラフォーニートのVIP生活とは!?(そんなものはない)

 

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㉙退院日(術後5日目) 【後編】GO TO HOME!

【近況報告】

子猫ちゃん2匹がお家に来たので、毎日猫に夢中です。(更新が遅い言い訳…)

 

▼部屋での過ごし方 

念願のシャワーを浴びたので、自分の部屋に戻って一息つく。

とりあえずベッドに座ってみるが、意外にその体勢が難しかった。

どうやら、入院中は電動ベッドを好きな角度にして寄りかかっていたから楽だっただけで、背もたれがない状態はすぐに疲れてしまう。

いままでずっと、完全に背もたれ頼みだったのか。

自分の部屋ではベッド脇の壁を背もたれにして寄りかかることにした。

 

そして、晩ごはんは母親の力のこもった手料理が振る舞われた。

母は料理好きなようで、概ねのメニューがうまい。

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退院後も食欲が衰えること無く、いつも通り美味しく平らげてしまった。 

 

念のため、食後に痛み止めの薬を飲んでおいた。

ここ2日くらいは痛みがない時間が増えていたので、なるべく飲まないようにしていたのだが、自宅では病院みたいな体制なんてないのでちょっと不安がある。

看護師さんがいない今、急に痛くなってしまったらどうにも出来ないのである。

 

▼退院後、初めての夜

移動疲れもあるので、21時頃に就寝することにした。 

ベッドに横になろうとするが、お腹の傷が痛むのが怖くてうまく倒れられない。

柵など捕まる場所が何もないので、シーツを手でガッツリとつかみ、壁に寄りかかったままずるずるとお尻をちょっとずつ前に出して行き、身体を倒していく。

水平になるまでに数分かかったが、何とか横になることができた。

 

布団でまどろみながら、ちゃんと退院できて良かったなあ、明日は何食べようかなあ、なんてぼんやりと考えていたらいつの間にか寝ていた。

 

▼誰だ?わが眠りをさまたげる者は?

退院疲れもあり深い眠りについていたが、急にお腹の違和感で叩き起こされる。

 

ズンドコ!ズンドコ!

 

ズンドコベロンチョ!と、急に地獄の痛みが襲ってきた。 

 

痛みLEVEL6

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数日間強い痛みから通さがっていたのだが、どうして退院してから痛んでしまうのか…。くぅう…。

 

枕元のスマホで時間を確認すると、明け方の4時だった。

これは、夕食後に飲んだ痛み止めの効果が切れているぞ…。

 

はやく薬を飲まねば…!

 

と、急いで薬を探すが、なんと薬をベッドから離れた机の上に置いていた!(ただのアホ)

電動ベッドがないから起き上がるのに5分位はかかるし、もちろん家にはナースコールなんてない。

 

詰んだ。

 

隣の部屋で寝ている母に電話(マッマコール)しようかとリアルに悩んだが、心配性が余計に心配してしまうので、ここはやめといた。

 

めちゃくちゃ痛い中、自らの力で獲得するというミッションが課せられた。

なるべく腹筋を使わないように、手と足の力で少しずつ壁に近づき、クッションと枕を必死に掴んで引き寄せる。腰の下に押し込んで高さをだし、上半身を徐々に起こしていく。

 

うう…電動ベッドが恋しい。

 

数分かけて身体を起こし、何とか立ち上がる。

壁や椅子を伝って歩いてなんとか机の上の痛み止めを掴み、かき込むようにして薬を飲み込んだ。

 

…よし!これでひとまず安泰だ!

 

次からは、痛み止めを枕元に置く事にしよう!

ひとつ賢くなったぞ!!

 

だがしかし。

普段は30分経てば薬が効いてくるのだが、1時間経っても全然効いてくる気配がない。 

 

俄然痛いじゃん、つら…

 

気を紛らわせようと猫ちゃん、もとい吾輩を胸元に置いて撫でまくる。

 

ナデナデナデナデ…

 

待てど暮らせど、痛みが引いてくれない。

謎の”痛み止めハイパー無効タイム”である。

どうして…。

 

痛みで眠るにも眠れず、2時間ほど苦しんだ後、無理やり眠りについた。
 

【次回】

退院後の暮らしぶり。実家に寄生するアラフォーニートのVIP生活とは!?(そんなものはない)

 

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㉘退院日(術後5日目) 【中編】GO TO HOME!

【前回のあらすじ】

1週間の入院生活を終え、無事退院へ。猫ちゃんは看護師さんたちにも大人気だったよ。


▼実家へ帰らせていただきます

体調が戻ってきたので、やっと家路へ。

母親に付き添われながらタクシーで自宅に向かう。

退院許可が出ているとは言え、まだあまり体力が戻っておらず、電車なんぞで帰れるような余裕がなかったのだ。

また、車の振動がお腹に響くかなと心配してたが全然大丈夫だった。

 

車に揺られること30分。一週間ぶりの自宅に到着。

やはり入院中の生活は制限が多かったが、自宅なら無制限に悠々自適である。

しかも、今回の手術に合わせて実家に引っ越しておいたので、母親がごはんを作ってくれるし、炊事や洗濯、何にもしなくて良いという超VIP待遇なのだ。

アラフォーの娘が、高齢の親のスネをしゃぶりつくす感じであるが、病み上がりということで大手を振ってダラダラと暮らせるのである。

 

いや、思い起こせば、そもそも実家で家事を手伝ったことが皆無に等しかった。

ずっと仕事が激務過ぎて、帰宅できるのが月数回というレベルで働いていたので、それどころではなかったのだ。

 

まさに漆黒のブラック社畜である。ぴえん。

 

また、その時に培った特技のひとつとして、何日も風呂に入らなくても平気というスキルがある。(もちろん、普段は毎日入ってるが)

あまりに多忙で時間がまったくない時には、お風呂に入る数十分すら惜しいのである。

 

そして今回の記録、

 

6日間風呂に入っていない。

 

入院中に一度、看護学生に実習でシャンプーをしてもらったが、身体は何度かおしぼりで拭いた程度。

回復が早い人は手術後2日目から入れるらしいが、ろくに歩けなかった私はシャワーチャンスをことごとく逃していた。バッチィ。

 

退院して、真っ先にしたい事はお風呂。

 

さすがにこの状態で自分のベッドに入りたくない。

まだ湯船は解禁されないので当分はシャワーのみだが、身体を洗えるだけで十分マシである。

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▼手術後 はじめてのお風呂 

荷物を自室に置き、よたよたと脱衣所へ向かう。

すると母親にこう言われた。

 

「シャワー、最初水が出るから気をつけて!」

 

 

…そんな過保護な。

 

そもそも、私はずっと実家で暮らしていたのである。(一人暮らしの時期もあったが)

天下一過保護会があったら、確実に優勝候補であろう。

 

…いや、これはもしや、

 

私が「ヤバいヤツ」だと思われている?

 

ってことなのか?そうなの???昔から??

 

いろんな疑問が頭をもたげながら脱衣所で服を脱ぎはじめるが、どうも立っていると息苦しい。

しゃがみこんで残りの服を脱ぎ、ハイハイで風呂場に侵入する。 

這いつくばりながらお風呂の椅子に座るが、じっとしてても息が上がる。

  

シャワーの栓をひねる。

母の忠告通り、最初は水が出て、徐々に温かくなってくる。

久しぶりに浴びるお湯は、とっても気持ちがいい。 

 

シャンプーは、泡が立たないので2回洗った。リンスも。

洗っている間、自分の力だけで座っていられず、風呂場に壁にもたれ掛かった。

ベッドで座っているのは大丈夫なのに、なんでこんなに苦しいのか。

 

続いて身体を洗うにも、お腹の傷跡にテープが貼られていて、ちょっと触るのも怖い。

なんとかテープを避けるようにして身体を洗った。

 

超スッキリ。お風呂大好き!

 

気分は爽快だが、異常に苦しさと身体の重さがのしかかってきていた。

ハイハイで風呂場から脱出し、座りこんだまま身支度をした。

 

【次回】

いいないいな 実家っていいな

おいしいおやつに ほかほかごはん

みんなでなかよく ポチャポチャおふろ

あったかい ふとんで 眠るんだろな

 

そんな深い眠りに着いた明け方、激烈な痛みがさくさんに襲いかかる!!ヒエッ

 

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㉗退院日(術後5日目) 【前編】GO TO HOME!

【前回のあらすじ】

ついに退院当日!軽やかに精算を済まして撤収する予定も、道中にクシャミをして古傷をえぐってしまった。

 

▼車椅子で病室に戻される

まさか、最後の最後でクシャミにやられてしまうとは…。

痛み止めを飲んで、ベッドでしばし休憩をとる。

あの時はすぐに立ち上がれなかったが、痛みはそこまで強くない。1時間ほどゆっくりしたら大丈夫になりそうだ。

 

じっとしていたら痛みが落ち着いてきたので、棚にしまっていた荷物をカバンにしまう。

パジャマやタオルは全部レンタルにしたので荷物は少ない方だったが、いざ持ってみるとカバンがずっしりと重くて持てない。入院する時は軽々と抱えてきたのに。

母親が退院のお迎えに来た時には、

 

「タクシーに乗るんだし、ひとりで帰れるよ。

過保護オブ・ザ・イヤー!」

 

って思っていたが、いまの体調ではそのカバンひとつ持てないのである。


来てもらって正解だったなと思った。

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▼白衣の天使 看護師さん

人生で初めて入院した1週間、思い出すといろいろと濃密な出来事があった。

ツライ入院生活を一番に支えてくれたのは、やはり看護師さんたちだった。

毎日毎日たくさんの患者さんを相手して大変だろうに、つねに親身になっていろいろをお世話をしてもらった。

私が注射が怖いだの、励ましてくれだのワガママ言っても笑顔で対応してくれた。

 

手術後の深夜、暗い部屋に懐中電灯片手で看護師さんが見回りに来て、点滴や薬を変えてもらったのを思い出す。

暗い中の作業で大変そうなあ。

もしもだよ?うっかりして点滴とか薬を間違えたら最悪死んじゃうってこともあるんだよなあ。

 

命を預かる仕事の大変さ、責任の大きさ。

 

うっかり者の私なんかには決して務まらない仕事だ。(たかが注射でビビってる時点で無理だけど)

 

普段から"死"との距離も近く、精神的なストレスもスゴイだろう。さらに今年はコロナの影響で余計に気が休まる瞬間なんてなさそうだ。

そんな中で、常に笑顔で対応してくれるのである。

まさに白衣の天使。

 

いろいろとお世話になりまして、本当にありがとうございました。

 

それはそうと、夜勤の看護師さんに謝らなければいけないことがあった。

 

深夜に懐中電灯片手でやってくるため、暗闇の中に猫ちゃんがヌッと出現して、あたかも本物の猫がいるように見えてしまい、「ヒッ!」って悲鳴を上げさせてしまう事件が何度もありました。

申し訳ありませんが、ここはひとつ猫ちゃんの可愛さに免じて許してください。ニャン。

 

【次回】

久しぶりの自宅。一週間ぶりのシャワーだぜ!(汚)

 

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㉖手術後5日目 ついに退院日!まさか車椅子に…

【前回のあらすじ】

猫の可愛さにウツツを抜かしている内に、ラスボス"硬膜外麻酔"とオサラバできた。ついに自由の身となったぞ! 

▼退院日の朝

この日の目覚めは快適で、朝ごはんもおいしく食べられた。

ここ数日は痛みが耐えられる程度になってきたので、薬を飲む回数も減ってきている。

お腹の痛みは減ったが、今度は背中が筋肉痛になってきた。動く時に、腹筋を使わないようにと無意識にかばっているようだ。

 

そんな状態ではあるが、ついに相棒の点滴スタンドを返還することにした。

ずっと前から歩行器としてしか使用していなかったが、もう退院するのに頼りきりではいけない。

 

自分の力で歩かねばならないのである。

 

リハビリを兼ねて、スタンドなしでトイレへを目指すことにした。

まずは、ベッドの柵を使って立ち上がる。よいしょっと。

そして2〜3歩、前へ進む。

 

うわ、キッツ!

 

いつもスタンドに体重を預けていたので、自力で立っているのが予想以上にキツイ。

身体はずっしり重いし、それだけで息が苦しいのである。

のそ、のそ、のそ、と歩いてトイレへ行く。

何とか到着し、座って一休みする。(洋式でよかった)

ただ行って帰ってくるだけなのに、結構な疲れを感じてしまった。

 

相棒よ、いつもお前が頼りだった。

 

失ってからよく気づくものである。

 

▼お支払いへGO!

だがしかし、私は本日のお昼に退院する身。

ずっと甘えてはいられないのだ。

ちょうど退院前に医療費の支払いがあるため、リハビリを兼ねて行くことにした。

 

8階の病室から1階の受付まで、およそ300歩。距離は売店までの道のりと同じくらいだが、今回はスタンドがいないぶん不利である。

 

時間はたっぷりあるので、ゆっくりゆっくり歩く。

ちょっと苦しいが歩いていけなくはない。

 

エレベーターに乗り込み1階へ到着。 廊下を歩いていると、お迎えに来た母親と偶然遭遇したので、一緒に向かうことになった。

 

のそ、のそ、と歩くが、母親の歩くスピードに全然追いつかない。

母はもともと歩くのが遅いタイプで、いつもなら私が先を歩いていたのに…。

そんな弱りきった娘の姿を見て、母の心配性が発症し、

「本当に今日退院?日程を伸ばしてもらったほうがいいんじゃないの?」って、10回くらい言われてしまった。

 

だが、のそのそと歩き続け、 なんとか受付に到着。

ちゃんと入院代や手術費もろもろの精算を終えることが出来た。

 

無事クエスト完了! o(`・ω´・+o) ドヤ

 

任務を終えて気分はスキップだったが、のそのそと歩いてエレベーターに乗り込む。

 

これでついに退院か…。

長いような短いような1週間だった。

そう思い出に浸っていると、なんだか急に鼻が…

  

ヘックシ! 

 

痛ーッ!!

 

思わずその場で座り込んでしまった。

 

痛みLEVEL5

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くしゃみの衝撃がお腹の傷に響く。

瞬間的に強い痛みがあったが、過ぎてからもズキズキとした痛みが残る。

まさか傷跡が裂けたりしてない!?と不安に思ったが、さすがにそこまで痛くないので大丈夫そう。

 

横で母はオロオロし、「やっぱ退院延期した方が…」と11回位聞き覚えがあることを言われた。

 

エレベーターが8階に到着したが、痛みで立ち上がれない。

このまま乗っているわけにも行かないので、赤ちゃんのごとくハイハイで脱出すると、ちょうど目の前に巡回中の看護師さんが…。

びっくりした様子で私を発見し、急いで車椅子を手配してくれた。 

 

人生初の車椅子に乗せられ、ピューッと病室へ戻される。

 

車椅子って、めっちゃ移動速いんだな。

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ベッドに横なって急いで痛み止めを飲み、1時間ほど休憩することになった。

どうやら私ってヤツは、最後まで締まらないヤツなんだなぁ。 

 

とほほ。

 

【次回】

ついに念願の自宅へ帰還。久方ぶりのシャワーを浴びるぞい!!

 

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