超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

㉖手術後5日目 ついに退院日!まさか車椅子に…

【前回のあらすじ】

猫の可愛さにウツツを抜かしている内に、ラスボス"硬膜外麻酔"とオサラバできた。ついに自由の身となったぞ! 

▼退院日の朝

この日の目覚めは快適で、朝ごはんもおいしく食べられた。

ここ数日は痛みが耐えられる程度になってきたので、薬を飲む回数も減ってきている。

お腹の痛みは減ったが、今度は背中が筋肉痛になってきた。動く時に、腹筋を使わないようにと無意識にかばっているようだ。

 

そんな状態ではあるが、ついに相棒の点滴スタンドを返還することにした。

ずっと前から歩行器としてしか使用していなかったが、もう退院するのに頼りきりではいけない。

 

自分の力で歩かねばならないのである。

 

リハビリを兼ねて、スタンドなしでトイレへを目指すことにした。

まずは、ベッドの柵を使って立ち上がる。よいしょっと。

そして2〜3歩、前へ進む。

 

うわ、キッツ!

 

いつもスタンドに体重を預けていたので、自力で立っているのが予想以上にキツイ。

身体はずっしり重いし、それだけで息が苦しいのである。

のそ、のそ、のそ、と歩いてトイレへ行く。

何とか到着し、座って一休みする。(洋式でよかった)

ただ行って帰ってくるだけなのに、結構な疲れを感じてしまった。

 

相棒よ、いつもお前が頼りだった。

 

失ってからよく気づくものである。

 

▼お支払いへGO!

だがしかし、私は本日のお昼に退院する身。

ずっと甘えてはいられないのだ。

ちょうど退院前に医療費の支払いがあるため、リハビリを兼ねて行くことにした。

 

8階の病室から1階の受付まで、およそ300歩。距離は売店までの道のりと同じくらいだが、今回はスタンドがいないぶん不利である。

 

時間はたっぷりあるので、ゆっくりゆっくり歩く。

ちょっと苦しいが歩いていけなくはない。

 

エレベーターに乗り込み1階へ到着。 廊下を歩いていると、お迎えに来た母親と偶然遭遇したので、一緒に向かうことになった。

 

のそ、のそ、と歩くが、母親の歩くスピードに全然追いつかない。

母はもともと歩くのが遅いタイプで、いつもなら私が先を歩いていたのに…。

そんな弱りきった娘の姿を見て、母の心配性が発症し、

「本当に今日退院?日程を伸ばしてもらったほうがいいんじゃないの?」って、10回くらい言われてしまった。

 

だが、のそのそと歩き続け、 なんとか受付に到着。

ちゃんと入院代や手術費もろもろの精算を終えることが出来た。

 

無事クエスト完了! o(`・ω´・+o) ドヤ

 

任務を終えて気分はスキップだったが、のそのそと歩いてエレベーターに乗り込む。

 

これでついに退院か…。

長いような短いような1週間だった。

そう思い出に浸っていると、なんだか急に鼻が…

  

ヘックシ! 

 

痛ーッ!!

 

思わずその場で座り込んでしまった。

 

痛みLEVEL5

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くしゃみの衝撃がお腹の傷に響く。

瞬間的に強い痛みがあったが、過ぎてからもズキズキとした痛みが残る。

まさか傷跡が裂けたりしてない!?と不安に思ったが、さすがにそこまで痛くないので大丈夫そう。

 

横で母はオロオロし、「やっぱ退院延期した方が…」と11回位聞き覚えがあることを言われた。

 

エレベーターが8階に到着したが、痛みで立ち上がれない。

このまま乗っているわけにも行かないので、赤ちゃんのごとくハイハイで脱出すると、ちょうど目の前に巡回中の看護師さんが…。

びっくりした様子で私を発見し、急いで車椅子を手配してくれた。 

 

人生初の車椅子に乗せられ、ピューッと病室へ戻される。

 

車椅子って、めっちゃ移動速いんだな。

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ベッドに横なって急いで痛み止めを飲み、1時間ほど休憩することになった。

どうやら私ってヤツは、最後まで締まらないヤツなんだなぁ。 

 

とほほ。

 

【次回】

ついに念願の自宅へ帰還。久方ぶりのシャワーを浴びるぞい!!

 

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