超絶痛がり&怖がりの手術克服記録 〜子宮筋腫編〜

超ヘタレな人間が、どうにかして手術を乗り越えたハウツー満載!30代後半、子宮筋腫の摘出手術体験記です

㉙退院日(術後5日目) 【後編】GO TO HOME!

【近況報告】

子猫ちゃん2匹がお家に来たので、毎日猫に夢中です。(更新が遅い言い訳…)

 

▼部屋での過ごし方 

念願のシャワーを浴びたので、自分の部屋に戻って一息つく。

とりあえずベッドに座ってみるが、意外にその体勢が難しかった。

どうやら、入院中は電動ベッドを好きな角度にして寄りかかっていたから楽だっただけで、背もたれがない状態はすぐに疲れてしまう。

いままでずっと、完全に背もたれ頼みだったのか。

自分の部屋ではベッド脇の壁を背もたれにして寄りかかることにした。

 

そして、晩ごはんは母親の力のこもった手料理が振る舞われた。

母は料理好きなようで、概ねのメニューがうまい。

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退院後も食欲が衰えること無く、いつも通り美味しく平らげてしまった。 

 

念のため、食後に痛み止めの薬を飲んでおいた。

ここ2日くらいは痛みがない時間が増えていたので、なるべく飲まないようにしていたのだが、自宅では病院みたいな体制なんてないのでちょっと不安がある。

看護師さんがいない今、急に痛くなってしまったらどうにも出来ないのである。

 

▼退院後、初めての夜

移動疲れもあるので、21時頃に就寝することにした。 

ベッドに横になろうとするが、お腹の傷が痛むのが怖くてうまく倒れられない。

柵など捕まる場所が何もないので、シーツを手でガッツリとつかみ、壁に寄りかかったままずるずるとお尻をちょっとずつ前に出して行き、身体を倒していく。

水平になるまでに数分かかったが、何とか横になることができた。

 

布団でまどろみながら、ちゃんと退院できて良かったなあ、明日は何食べようかなあ、なんてぼんやりと考えていたらいつの間にか寝ていた。

 

▼誰だ?わが眠りをさまたげる者は?

退院疲れもあり深い眠りについていたが、急にお腹の違和感で叩き起こされる。

 

ズンドコ!ズンドコ!

 

ズンドコベロンチョ!と、急に地獄の痛みが襲ってきた。 

 

痛みLEVEL6

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数日間強い痛みから通さがっていたのだが、どうして退院してから痛んでしまうのか…。くぅう…。

 

枕元のスマホで時間を確認すると、明け方の4時だった。

これは、夕食後に飲んだ痛み止めの効果が切れているぞ…。

 

はやく薬を飲まねば…!

 

と、急いで薬を探すが、なんと薬をベッドから離れた机の上に置いていた!(ただのアホ)

電動ベッドがないから起き上がるのに5分位はかかるし、もちろん家にはナースコールなんてない。

 

詰んだ。

 

隣の部屋で寝ている母に電話(マッマコール)しようかとリアルに悩んだが、心配性が余計に心配してしまうので、ここはやめといた。

 

めちゃくちゃ痛い中、自らの力で獲得するというミッションが課せられた。

なるべく腹筋を使わないように、手と足の力で少しずつ壁に近づき、クッションと枕を必死に掴んで引き寄せる。腰の下に押し込んで高さをだし、上半身を徐々に起こしていく。

 

うう…電動ベッドが恋しい。

 

数分かけて身体を起こし、何とか立ち上がる。

壁や椅子を伝って歩いてなんとか机の上の痛み止めを掴み、かき込むようにして薬を飲み込んだ。

 

…よし!これでひとまず安泰だ!

 

次からは、痛み止めを枕元に置く事にしよう!

ひとつ賢くなったぞ!!

 

だがしかし。

普段は30分経てば薬が効いてくるのだが、1時間経っても全然効いてくる気配がない。 

 

俄然痛いじゃん、つら…

 

気を紛らわせようと猫ちゃん、もとい吾輩を胸元に置いて撫でまくる。

 

ナデナデナデナデ…

 

待てど暮らせど、痛みが引いてくれない。

謎の”痛み止めハイパー無効タイム”である。

どうして…。

 

痛みで眠るにも眠れず、2時間ほど苦しんだ後、無理やり眠りについた。
 

【次回】

退院後の暮らしぶり。実家に寄生するアラフォーニートのVIP生活とは!?(そんなものはない)

 

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