【前回のあらすじ】
イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ
▼眠れない夜、君のせいだよ(痛い)
経験したことのない悶絶クラスの痛みに襲われ、深夜に目が覚める。
すぐにナースコールを押したが、看護師さんが来るまでの数分が永遠に感じた。
イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ
看「どうされましたか?」
私「びっくりするほど痛いんですけど…イ"テ"ェ」
看「ロキソニン持ってきますね」
一番いいのを頼む…!!
本当は、 もっとも効果がある硬膜外麻酔が欲しいのだが、主治医の先生に見てもらわないとボトルに追加ができない。
深夜には先生がいないので、この場では飲み薬だけが頼りなのだ。
イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ
飲み薬を持って来てもらうまでの数分が待ちきれず、何度かナースコールを押しそうになった。
看護師さんに持ってきてもらったロキソニンを一目散に飲み込む。
これで、ちょっとはマシになるはずだ。
ふぅ…。
…頭ン中がアチい!
痛みに加えて、やけに頭が熱いことに気づいた。
すでにナースコールの常連状態だが、再び連打する。
看護師さんに体温を測ってもらうと37.8度あった。手術後は体温が高くなるそうなのだが、この時が一番熱く感じた。
氷枕をリクエストして持ってきてもらう。
頭の下に敷いたら、ひんやりとしてとても気持ちがよかった。
最善を尽くしたので、痛みが落ち着くのを待つ。
………。
って、時間が全然進まねえ…!
しばらく経ったと思ってスマホで時間を確認するが、全然進んでないのである。
イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ
どうにか堪え忍び、飲み薬を飲んでから30分以上経過した。
正直、全く効いてない…。
痛みLevel 7
当初のLevel8よりは少し痛みが減ったが、辛さはほぼ変わらない。
飲み薬の効果ないやんけ…!!(白目)
前回飲んだ時は、痛みがだいぶ緩和されたが、 今回は全然痛いまま。
痛いよォ、ママー!!
容赦ない痛みに悶絶する。
ここに来て痛み止めが無効化された…!?
そんなバカな!?
どうにかして気を紛らわそうと、脇に抱えていた猫ちゃんを全力で撫でる。
ふわふわの柔らかな毛並みを撫でていると、ちょっとだけ痛みがマシになった気がする。
手のひらの温度で猫が暖まり、リアル感を増す。本物の猫ちゃんみたいだ。
かっ可愛い…。
だがしかし、痛すぎて決して眠りにつけるような状態になれない。
イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ イタイ
どうにかしようと、今度はイヤホンで音楽を聴いてみることにした。
ベッド上のテーブルにあるイヤホンを取るために、激痛に堪えながら徐々に電動ベッドを起き上がらせる。
必死に腕を伸ばしてイヤホンのコードを掴む。
耳にイヤホンを入れる。
iTunesで好きなアーティストの楽曲を再生すると、暗闇の中で全身が音楽に包まれるような感覚になった。
また少し体感がマシになる。
痛みLevel 5
だが、痛いものは痛い…!
4時間ほど苦しみ抜いた末、無理やり眠りについた。
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